2024年10月24日に行われた「プロ野球ドラフト会議」。
注目選手として名前が挙がっていた明大・宗山塁選手は、西武、楽天、広島、日本ハム、ソフトバンクのから1位指名。
5球団の競合の末、楽天が交渉権を獲得しました。
宗山塁はすでに打撃と守備で評価を得ていますが、「走力はどうなのか」気になる人も多いようです。
そこで今回は、50mの記録をもとに、他の選手と比較していきます!
宗山塁選手について
宗山塁選手のプロフィールは以下のとおりです。
- 名前:宗山 塁(むねやま るい)
- 生年月日:2003年2月27日
- 出身地:広島県三次市
- 身長:175cm
- 投打:右左
- 守備:遊撃手
- 高校:広島県広陵高校
- 大学:明治大学
ミート力と守備力に高評がある宗山選手。
高校時代は、春夏あわせて2度甲子園に出場しています。
大学時代は、1年生の春からレギュラーとして出場しています。
首位打者になったり、ベストナインに選出されたりするなど、好成績を収め、数々のリーグ優勝に貢献しました。
侍ジャパン大学代表としても活躍しており、2年夏はハーレムベースボールウィーク2022に出場、3年夏は日米大学選手権を優勝しています。
2024年には、実力を評価され、大学生としては異例である日本代表のトップチームに選ばれています。
宗山塁選手は足遅い?
宗山さんの50mの記録は最速で6.2秒といわれています。
2023年の侍ジャパン大学日本代表強化合宿で行われた記録測定では、6.3秒で走っています。
6秒前半の記録は間違いないですし、速い方と捉えていいでしょう。
今回は、6.2秒を基準に比較していきます。
宗山塁と他のプロ野球選手の50mを比較
周東 佑京(しゅうとう うきょう)
1人目は、福岡ソフトバンクホークスの周東佑京選手。
2024年度は、41盗塁を成功させ、パ・リーグで盗塁王に輝いています。
そんな周東選手の50mの記録は、5.7秒といわれています。
源田 壮亮(げんだ そうすけ)
2人目は、さいたま西武ライオンズの源田壮亮選手。
守備において、球界ナンバーワンの呼び声も高い源田選手。
守備で魅せるイメージが強い方もいると思いますが、実は、足も速く、2024年度は12盗塁を成功させています。
そんな源田選手の50mのタイムは、5.8秒といわれています。
五十幡 亮汰(いそばた りょうた)
3人目は、北海道日本ハムファイターズの五十幡亮汰選手。
2024年度は、18盗塁を成功させており、これは、パ・リーグ6位の記録です。
五十幡選手は、中学時代に、パリオリンピック男子100m日本代表のサニブラウン選手に勝ったことでも知られています。
そんな快足の持ち主である五十幡選手の50mのタイムは、5.6秒といわれています。
矢野 雅哉(やの まさや)
4人目は、広島東洋カープの矢野雅哉選手。
広島では、遊撃手のポジションにおり、地元広島が宗山選手を獲得した場合にはライバルとなりえた選手。
矢野選手も足が速く、2024年度は13盗塁を成功させており、セ・リーグで3位タイを記録しています。
そんな矢野選手の50mのタイムは、5.9秒といわれています。
村林 一輝(むらばやし いつき)
5人目は、東北楽天ゴールデンイーグルスの村林一輝選手。
楽天では、遊撃手を守備しており、宗山選手のライバルとなります。
2024年度は5盗塁成功させています。
そんな村林選手の50mのタイムは、6.2秒といわれています。
宗山選手と同タイムですね。
宗山塁と他の選手を比較した見解
今回比較したような俊足・快足と言われている選手と比較すると遅く感じます。
しかし、宗山さんの6.2秒も決して遅くないタイムです。
野球においては、50mの記録だけでは判断できない部分が多いです。
塁間は実際には50mもないので、初速の速さ、加速がうまさが重要になってきますし、スタートの技術なども必要です。
そういった意味では、宗山塁選手の現在の走力でも問題ないと思いますし、これから向上する可能性は十分にあります。
まとめ
今回は、宗山塁選手の走力について、紹介しました。
ドラフト会議の結果で、さらに注目を集めた宗山選手。
今後、プロでどんな活躍をしてくれるのか、目が離せません!
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